WBC!熱気の東京ドーム
3月に入り、世の中はスポーツの熱気に包まれています。 現在開催中のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)、そして少し前まで熱戦が繰り広げられていたミラノ・コルティナ冬季オリンピック。
テレビやネットで大谷翔平選手の豪快なホームランを見つめながら、ふと私の頭をよぎったのは、泥臭かった「昭和のプロ野球」の風景でした。
「昔からあるもの、変わらないもの」だと思っている競技も、実はその中身は驚くほど劇的にアップデートされている。そんな「変化」を、昨日の現場で改めて肌で感じることになりました。
華麗で楽しいスターダム!
■ 華やかなリング、変わる女子プロレスの定義
昨日、私は女子プロレス「スターダム」の観戦に行ってきました。 会場に一歩足を踏み入れて驚いたのは、その雰囲気です。
私が知っているかつての女子プロレスのイメージとは対極にある、まるでアイドルのコンサートのような華やかさ。演出も客層も、完全に「現代のエンターテインメント」として洗練されていました。
最近のプロレス界は、技の派手さがどんどん加速しています。高いところから飛び降りたり、受け身の取りにくい投げ技が連発されたりと、見ていてヒヤヒヤする場面も少なくありません。
しかし、このスターダムのリングは少し違いました。 もちろん激しいのですが、危ない技はほとんどなく、しっかりと蹴る、叩く、そしてじっくりと締め上げる。
基本に忠実で、どこか「安心して見ていられる」強さがありました。
「変化」とは?
■ 「安心感」という名の差別化
過激な刺激を求めるのではなく、技術と華やかさで魅せる。 これは、今の時代における強力な「差別化」だと感じます。
観客を恐怖でドキドキさせるのではなく、技のキレとストーリーでワクワクさせる。
ITの世界でいうUI/UX(ユーザー体験)の最適化が、プロレスのリングの上でも起きている。そんな風に私の目には映りました。
大谷選手のプレーを見ていても感じることですが、私たちが「当たり前」だと思っていたものは、実はもう「違うもの」に進化しています。
昭和の野球、昭和のプロレス。それぞれの良さはありましたが、今の時代に求められているのは、本質を残しつつも、より洗練された「今の形」なのです。
■ 変わらないために、変わり続ける
「昔はこうだった」と懐かしむのは楽しいものですが、ビジネスもエンタメも、時代に合わせて形を変えていく勇気が必要です。
DX(デジタルトランスフォーメーション)の支援をしていても感じますが、大切なのは「形」に固執することではなく、「本質」をどう守りながら進化させるか。
スターダムのリングの上で舞う選手たちを見ながら、私も自分の仕事、そして自分の生き方において、「今この瞬間の最適解」を常に探し続けなければならないと、身の引き締まる思いでした。

